愛するみなさま、こんばんは。 
カウンセリングサービスの まえじまようこです。 
ブログを読んでいただきありがとうございます。

アメブロ「恋と仕事の心理学」に投稿しています。


苦しい恋を繰り返してしまうのは、あなたに魅力がないからではありません。

実は、そこにはあなたの深い愛が隠されているんです。

いつも誰かに譲ってしまうような「報われない恋」のパターンは、幼いころにできた「愛の方程式」が原因なのかもしれません。

あなたの恋が、光に満ちたものになるためのヒントを書きました。


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繰り返す苦しい恋に隠された、本当の理由

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「どうして私は、いつも 彼女がいる人を好きになってしまうんでしょうか」

A子さんの声は、今にも消えそうでした。

過去の恋愛を思い出しては、
「そのたびにいつも『私は失恋しないといけない』って思ってきたんです」

私の黒歴史だと疲れ果てた表情でつぶやく姿が、とても痛々しかったことを覚えています。

今日のこの話は、今苦しい恋愛をしているあなたにもぜひ聞いてほしいんです。

うまくいかない恋愛や、あなたのことを大切にしてくれないような人と恋愛をしているのだとしたら…

それは、あなたに魅力がないからではありません。
あなたに、愛される価値がないからでもありません。
男運がないから? そうではないんです。

あなたが、うまくいかない苦しい恋愛を繰り返しているとしたら、そこには、心理的な理由が隠されているんです。


◆「私は失恋しなければならない」という呪い

A子さんは「好きになった人には本命の彼女がいる」という恋愛を繰り返してきました。

あるときは、相手に本命の彼女がいることを知らずに、またあるときは、その存在に気づいても気づかないふりをして、関係を続けたこともあったのだそうです。

本命の彼女の存在に気づくたびにA子さんは
「私は失恋しなければいけない」と、何度も自分に言い聞かせてきたと話してくれました。

「どうして私は、いつもこうなんだろう」と自分を責め、惨めで情けなくて、誰にも打ち明けることができなかったのだそうです。

A子さんは、繰り返すこの恋愛のパターンから抜け出したい思いで、カウンセリングを受けに来てくださいました。


◆愛の形は幼いころに作られる

心理学では、幼いころの家族との関係が、その人の人間関係や恋愛に深く影響すると考えられています。​ 

特に心の距離が近くなる恋愛相手には、幼いころの親との関係性を映し出しやすいと言われています。

A子さんの記憶をたどってみると、
A子さんのお母さんは、同居していた姑の介護をしながら、A子さんと年子の妹さんを育てていました。

妹さんには持病があり、お母さんは毎日とても大変そうに見えていたのだそうです。

幼いA子さんはそんなお母さんを見るたびに、きっと胸が締め付けられるような気持ちを感じていたのでしょう。

「お母さんを助けてあげたい」

A子さんは無意識のうちに、自分の「お母さんにあまえたい」「お母さんのそばにいたい」という気持ちを我慢して、胸の奥にしまい込むようになりました。

「こんなに大変そうなお母さんに、私が甘えてはいけない」そう思い、お母さんから距離を置くことで、お母さんの負担にならないようにしていたのです。

それは幼いA子さんなりの、精いっぱいの「お母さんへの愛」の表現でした。

この思いこそが、大人になったA子さんの恋愛パターンに深く影響することになるのです。


◆失恋することは、お母さんを愛するためだった

「A子さん、その『失恋しなければいけない』という思い、本当は誰に対して感じていたんでしょうね」

私の問いかけに、A子さんはそっと目を閉じ、幼いころの記憶を再びたどりはじめました。

そしてはっと目を見開き、こうつぶやいたのです。

「私、ずっとお母さんに『失恋』することで、お母さんを助けようとしていたんだと思います」と。

A子さんは、お母さんからの愛を受け取らないように距離を置くこと、つまりお母さんに『失恋』することで、お母さんの負担を減らそうとしていたことに気づいたのです。

「自分が失恋するような辛い気持ちになってまで、あなたはどれほどお母さんのことを愛していたんでしょうね」

そう声をかけると、A子さんの目から大粒の涙があふれ出しました。

それは、今まで誰にも見せることのできなかった、幼いA子さんの悲しみと、そしてお母さんへの深い愛そのものでした。

このことに気づけたことで、A子さんの心はゆるみ、長年抱えてきた心の痛みが癒やされ始めたのです。

この繰り返してきた恋愛のパターンの裏には、お母さんを思うA子さんの深い愛がありました。

そして、幼いA子さんの「お母さんを助けたい」という純粋な愛の気持ちが、大人になったA子さんの中にも現れていたんです。

A子さんは、幼いころのお母さんとの関係を恋愛で繰り返し再現することで、お母さんへの片思いの関係をやり直したかったのではないでしょうか。

恋愛相手との関係で、お母さんへの思いを再び感じることで、乗り越えようとしていたのかもしれません。

「私は失恋しなければいけない」イコール お母さんへの愛。

でもこの方程式は、今のA子さんにはもう必要ありません。

失恋することを繰り返さなくても、お母さんを愛することはできるのですから。

自分のことを、愛される価値がないと責めてきた日々。
このA子さんの経験は、失敗でも、黒歴史でもなく、すべて愛につながっていたのです。


◆条件付きの愛からの卒業

私たちはつい「愛されるために〇〇しなければ」と思い込んでしまいがちです。

「完璧な自分でなければ、愛されない」
「がんばらなければ、愛されない」
「我慢しないと、愛されない」

でも本当は、そうではありません。
愛は条件付きで受け取るものではなく、ただそこにあなたが存在するだけで受け取っていいものなのです。

A子さんには
「幼かったころのA子さんの小さな声を、聞いてあげてみてくださいね」
そう伝えました。

「本当は、お母さんに甘えたかった」
「本当は、お母さんのすぐそばにいたかった」
「本当は、我慢なんかしたくなかった」

その小さな声に耳を傾けて、A子さんの心の中で、小さな女の子を、そっと抱きしめてもらいました。

私たちは、心の奥底に押し込めていた感情を感じてあげられたときに、初めて深く癒されます。

過去の傷ついた経験は、書き換えることはできませんが、その経験の奥に隠れている本当の意味を受け取り直すことができるのです。

もしあなたが、今辛くて苦しい恋愛をしているのだとしたら。
相手に感じているのは、どんな感情でしょうか。

そしてその感情は、本当は誰に対して感じているものなのでしょうか。

あなたの胸にそっと手を当てて、自分に聞いてあげてほしいのです。
その思いの裏には、きっとあなたの愛が隠れているはずなんです。

あなたの心の中にある、純粋な愛の形に気づくとき。
過去の物語はやさしい光に包まれ、未来は温かい希望に満ちていきます。

大丈夫、あなたは幸せになっていいんです。

あなたの恋が光に満ちたものになりますように。
あなたが、あなたの本当の思いを大切にできますように。

この話が、今、辛い恋愛をしているあなたの心を温める光になりますように。

お読みいただきありがとうございました。


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