カウンセリングサービスの まえじまようこです。
ブログを読んでいただきありがとうございます。
みなさんは雨の日好きですか?
私の住んでいるところは、今日は雨の日です。
私は傘が大好き、レインブーツが大好きで、雨の日はお気に入りと一緒に出かけられるのでけっこう好きなんです。嵐のような雨以外は、ですけど。
雨の日の独特な、アスファルトの匂いや土の匂い、花や木の匂い。これも好き。
雨の振り始めと、上がるときでも匂いが違うように感じられて、不思議って思っちゃいます。

アメブロ「恋と仕事の心理学」に投稿しています。
誰かのことを大切に思う気持ち、ちょっとした「思いやり」で心がなごんだり、笑顔が増えたらいいなぁと思うんです。
こんな雨の日にも、思いやりってそこかしこにたくさんあったりします。
ちょっとした思いやり
苦手な場所ってありませんか?
私の場合、それは通勤途中にある国道脇の歩道。
ただでさえ幅が狭いのに、電柱や標識の柱が歩道にせり出しているところがあるんです。柱が3本も並んで立っているんですね。
そこは、人と人がすれ違うのがやっと。自転車と人がすれ違うのは危なく感じてしまうし、お互いに傘を差していたら傘がぶつかってしまうくらいの幅なんです。
向こうから突っ込んで来た自転車に、ぶつかりそうになったこともあります。すれ違いざまに「ちっ」って言われて、「そっちの方が後から突っ込んできたんでしょ!」と心の中で言い返したり。
だからこの場所がずっと苦手でした。ここを通ると、なんか嫌な気持ちになることが多いなって思っていたんです。
ある日その狭い歩道に差し掛かる手前で、向こうから幼稚園の制服を着た男の子とお母さんが手を繋いで歩いて来るのが目に入りました。
私は3本の柱の手前で、ふたりが通り過ぎるのを待っていました。
お母さんは、通り過ぎるときに私に会釈をしてくれました。お母さんの真似をしたのか、男の子も紺色の帽子をかぶった小さな頭をちょこんと下げてくれたんです。
私のしたことに反応してくれたのはもちろんですが、通り過ぎるのを待っていた私を思いやってくれたように感じられて、私とても嬉しくなったんです。小さな男の子の仕草がかわいかったこともあって、私はとてもいい気分になりました。
その日から、いい気分に味をしめた私は、その場所で道を譲ることにしてみました。狭い歩道で出会う人に「お先にどうぞ」をすることにしてみたんです。
お年寄りや子ども連れ、ベビーカーはもちろんのこと、荷物を持っている人、傘を差しているとき、自転車が来るのが見えたとき、手を繋いでいるカップルに。すれ違うであろう人全員に、道を譲ってみたんです。
私の「お先にどうぞ」の行動に何か反応が返ってくると、とても嬉しいんです。反応がなかったとしても、自分がいいことをしているように感じられて、どっちにしても気分がいいんですね。
実は今までの私は、どちらが先にその狭いゾーンへ進入したかで優先順位が決まるように感じていました。
先にそのゾーンに入った方が優先されるべきで、後から来た方が相手が通り過ぎるのを待つ。ちょっとした勝ち負けのように考えていたんです。
私がこんなふうに感じて身構えていたら、きっと顔に出ていたんだと思います。すれ違う相手も身構えるに決まっていますよね。多分こんなだから、私は「ちっ」と言われたんです。
苦手な場所にしてしまっていたのは私自身で、相手にとっても苦手な場所にしてしまっていたのかな、と気がつきました。そんな自分流のルールで行動していた自分が、ちょっと恥ずかしくなりました。
「相手から欲しいものは、自分から与える」という言葉があります。
狭い歩道を安全に安心して通りたい、気分よく通りたいと思っていた私の方から、安全に安心して通れるように、お互いが気分よく通れるように、道を譲ればよかったんです。譲ることで、私の欲しかった安全と安心も、気分のよさも手に入ったわけなんです。
「与えると増える」こんな言葉もあります。
私が道を譲るようになると、私の方が道を譲られることも増えました。
ちょっとした思いやりではありますが、悪い気分になる人はいないんだと思うんですね。思いやる気持ちって、相手を大切に思う気持ちですから。思いやりが思いやりを呼び、どんどん増えていくように感じられたんです。
苦手意識のある狭い歩道でしたが、見方を変えてみると、自分のちょっとした思いやりを誰かに与えられる場所なんだと気がつきました。そしてそこは、誰かの思いやりを受け取れる場所にも変わっていったんです。
雨の日にすれ違うとき、傘がぶつからないように傾けたり。後ろの人のためにドアを開けて待っていたり。エレベーターの「開」のボタンを押していたり。
実は当たり前のようにしていることでも、いろんなところに思いやりってあるんですよね。
パートナーや家族から、友人から、職場で、してもらって当たり前に感じてしまっていることでも、そこに思いやりがあることを受け取れると、嬉しい気持ちが広がります。
ちょっとした思いやりに、「ありがとう」と伝えられたり、笑顔を見せたり、反応できる人ってほんとすてきですよね。私もそうなりたいって思っています。
通勤途中のとっても狭い歩道への苦手意識は、もうなくなりました。苦手な場所は今、思いやりを感じる場所になっています。
あなたが誰かを大切に思う「思いやり」で、心がほっとなごみますように。笑顔が増えますように。
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